アナフィラキシーショックとエピペン処方について

3次救急救命センターの医師としてはアナフィラキシーショックで搬送される方の治療は日常的に行っています。
救急医にとっては比較的多い症例で、特に驚くことなく治療介入します。
しかし過去に自分は死亡した症例を経験しています。
自分が経験した方は蜂刺されによるアナフィラキシーショックでお亡くなりになりました。
現場での発見が遅れ搬送時にはCPA(心停止)となっておりました。
懸命に治療を行いましたが低酸素脳症となっており、全身状態も厳しい状態で翌日には亡くなってしまいました。
このような例は特に重症な症例ですが、これから虫がたくさん発生する時期ですのでご注意ください。
またこうした緊急事態にも医師として対応できるのが当院の強みです。
2025年06月12日 16:04